【Google Blocklyを使って遊ぼう】variable_blocks.jsonのブロック
Blocklyに最初から組み込まれているブロックが沢山あります。
今回はvariable_blocks.jsonに定義されているブロックについて説明します。
このファイルには変数を操作するブロックが定義されています。
variables_setについて
variables_setは変数を定義し、変数に値を設定するブロックです。このブロックはデフォルトで「item」という変数名が設定されています。
変数名はセレクトボックスで「定義済みの変数名」か「新しい変数名」のどちらかを設定することができます。
「定義済みの変数名」の場合は値の代入になり、「新しい変数名」の場合は変数の定義と値の初期化が行われます。
また、このブロックには一つの入力端子が存在し、ここに入れたブロックの内容が変数に代入されます。
何も設定されなかった場合は「0」が代入されます。
variables_setの定義
{ "type": "variables_set", "message0": "set %1 to %2", "args0": [ { "type": "field_variable", "name": "VAR", "variable": "item" }, { "type": "input_value", "name": "VALUE" } ], "previousStatement": null, "nextStatement": null, "inputsInline": true, "colour": 330, "tooltip": "Sets this variable to be equal to the input.", "helpUrl": "https://github.com/google/blockly/wiki/Variables#set" }
variables_setの生成コード
var [設定した変数名]; [設定した変数名] = [内部入力端子の値];
variables_get
variables_getは指定した変数名の値を取得するブロックです。このブロックはデフォルトで「item」という変数名が設定されています。
変数名はセレクトボックスで「定義済みの変数名」か「新しい変数名」のどちらかを設定することができます。
variables_getの定義
{ "type": "variables_get", "message0": "get %1", "args0": [ { "type": "field_variable", "name": "VAR", "variable": "item" } ], "output": null, "colour": 330, "tooltip": "Returns the value of this variable.", "helpUrl": "https://github.com/google/blockly/wiki/Variables#get" }
variables_getの生成コード
var [設定した変数名]; [設定した変数名];