【0からWEBサービスを作ろう】Laravelを使おう
今回はWEBサービスで利用するLaravelについて説明します。
Laravelとは
Laravelは2018年現在、人気が急上昇しているPHPフレームワークです。WEBサービスに必要な一般的な機能が既に用意されています。開発者はそれらの仕組みを使用することで大抵のことはできます。
Laravelのキーワード
Laravelの詳細については後述するURLや書籍を参考にしてもらえれば、難なく理解できると思います。ここでは、Laravelで知っておきたいキーワードを簡単に説明します。
Laradock
Laradockとは、Laravel向けに調整されたDockerコンテナ群です。Githubで公開されているため、クローンした後に数ステップのコマンドですぐにLaravelを始めることができます。
初のWEBサービスで何から手をつけていいかわからない方や自力で色々調べた結果、混乱してしまった方にオススメです。
Artisan コマンド
Artisan コマンドは、Laravelの主要クラスの作成、認証機能の有効化、各種設定値などをコマンドラインから確認するためのコマンド群です。これを使うことで開発を効率的に行うことができます。
Eloquent ORM
Eloquent ORMとはLaravelに含まれるシンプルなアクティブレコードによるデーター操作を行うための実装、およびクラス群のことです。Eloquent ORMでは、それぞれのデータベーステーブルとモデルが1対1で結びつきます。
また、テーブルの関係性を表現することも可能で、1対1や1対多、多対多などを定義することができます。
これにより、関係を考慮したデータの取得・更新が簡単に可能になります。
ただし、複雑なSQLを表現することは難しく、その場合は開き直って生のSQLを使いましょう。